みしま未来研究所

- コンセプト -

三島に「地域の未来をつくる人が育つ場」を

 

みしま未来研究所は2019年1月、旧三島市立中央幼稚園の跡地に、かつての園舎をリノベーションしてオープンします。歴史ある教育の場としてのアイデンティティを受け継ぎ、「地域の未来をつくる人が育つ場」として生まれ変わる予定です。

 

学生、会社員、フリーランス、主婦、経営者……肩書や世代、価値観などの違いを超えて、多様な人が集い、チャレンジできる場を三島に創り上げたいと思っています。

 

その背景にある理由は、2つあります。

 

1つは映画作りプロジェクトで抱いた、まちづくりへの思いです。みしま未来研究所を運営するNPO 法人みしまびとは、2014 年に発足し、約2年の歳月をかけて映画『惑う After the Rain』を制作しました。たくさんの方にご協力いただく中で、「まちづくりとは未来を語り自ら行動すること」、そして「元気なまちとはそんな人がたくさんいるまち」であると実感。私たちはこの思いをかたちにし、もっと三島を元気にするためにみしま未来研究所を着想しました。

 

もう1つの理由は、地域の将来を担う若者に関する課題です。進学などでこの地を一度離れると、そのまま戻らない人は珍しくありません。東京からのアクセスが良く「いつでも帰ることができる場所」だからこそ、この地に深く関わり、20 ~ 30 年後の地域を担う人材の育成は不可欠な状況です。この課題を解決するために、高校生と地域社会をつなぐインターンシップ事業構想も実現に向けて動いています。

 

三島は歴史、文化、自然など、豊富な地域資源に恵まれた土地です。しかし、それらを手放しにしておくだけでは、地域の未来は変わりません。まちをつくるのは、ここに住む、関わる私たち自身です。だから三島をもっと素敵な場所にするために、みしま未来研究所が「地域の未来をつくる人が育つ場」として機能することが必要だと思うのです。

 

旧三島市立中央幼稚園のこと

旧三島市立中央幼稚園は、市内で一番歴史の古い幼稚園でした。明治22 年、三島尋常小学校付属幼稚園として設立されたのがはじまりです。当時はまだ珍しかった幼稚園教育でしたが、人や文化の行き交う宿場町という環境も後押しし、三島のひとたちは新しい仕組みや考え方を柔軟に取り入れていきました。

 

こうして地域に欠かせない存在となった中央幼稚園は、ピーク時には300 人もの園児を抱えるほどの規模に。しかし、少子化や保育園利用者の増加に伴い、少しずつ園児が減少。2010 年に惜しまれつつも、約130 年の歴史に幕を下ろしました。中央幼稚園の卒園生は数千名を超え、三島の中心地で「地域の未来をつくる人をつくる」の役割を果たしてきました。

 

私たちNPO 法人みしまびとは、そんなアイデンティティを持つ場を受け継ぎ、「地域の未来をつくる人を育てる場」としてみしま未来研究所を運営することで、三島の未来を照らしていきます。